銀河鉄道の夜/宮沢賢治

いじめられっ子の主人公「ジョバンニ」とその親友「カムパネルラ」、そしていじめっこの「ザネリ」

ある日ザネリ達のからかいに耐えられなくなったジョバンニは丘へと向かう。そこに突然現れた鉄道にふと気がつくとなぜか乗車しているのだった。

その鉄道の中に、なぜかびしょ濡れのカムパネルラが乗っており二人で話しながら銀河での旅が始まる。

白鳥座の停車場、商売人である鳥採りとの会話、車掌とのやりとり。男の子、女の子、青年が乗車してきて話をするが、サウザンクロス駅で下車していってしまう。気がつくとカムパネルラまでいなくなっていた。

ジョバンニが目をひらくと元いた丘に戻っていた。病気の母親の事が心配になったジョバンニは、急いで家に向かうがその帰り道で人だかりに遭遇し話を聞く。

それは、川に落ちたザネリを助けたカムパネルラがずっと見つからないというものだった。

「銀河鉄道」といえば「999」「ドラえもん」「GOING STEADY」のほうを思いついてしまうがこれらはすてべこの宮沢賢治の銀河鉄道の夜のオマージュである。

「セロ弾きのゴーシュ」「雨ニモ負ケズ・・・・」「風の又三郎」「注文の多い料理店」など数々の有名作品を作っている宮沢賢治だが、個人的に好きなのは短編集に載っている「よだかの星」。有名なのかマイナーなのかすら知りませんが。

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